貿易にまつわるコアな話 (リアルな話シリーズ)(第一回)
皆さん、こんにちは!ワートレブログにアクセルあっいやアクセスありがとうございます。(べたですいません)
貿易実務をある程度年数経験していると色々と無理難題相談を受けることがあります。
でも出来る事と出来無い事があるんですよねえ。
今回は ”リアルな話シリーズ” と銘打ってそんなエピソードをご紹介していこーと考えました。
(1回で終わらないように皆さん応援してくださいね)
その① 本船搭載間際で貨物を止めろーーー!って言われても・・・・・・
それはLCL(小口混載貨物)貨物でした。本船入港日の前日の夕刻に荷主様から
- 貨物出荷しても輸入国でトラブるのでコンテナから出して!
- 輸出しないで!
さあって困った!!
本船入港日の前日というのはいわゆるCY CUT日と言って輸出通関許可済でLCL貨物はコンテナにさまざま荷主様の貨物を整然と積め船会社CY(コンテナヤード)に搬入する締切日なんです。従ってそのお客の貨物はすでにCYに搬入済でした。
お客様に事情を説明いたしたのですが………
”前にもやったことあるから、その業者は対応してくれた!費用にいとめはつけない!”
の一点張りでした。”ふううー、はあああー”と私は心の中で大きくため息をつきまくってしまいました。”とにかく現状を再確認し可能性を追求します。かかる費用も試算いたします”
その場を取り繕って態勢を立て直し各位に連絡をとる決心をしました。が入港は明日、出港は明後日しかも明日は金曜日。
対応する物理的時間が無~い!
実際にはこんな段取りを最低とりおこなう必要があります。
- 同一コンテナに搭載している他の荷主様への陳謝(何社様かわからない!)と封印(コンテナシール)の開封とその番号が新しいシールによる封印にともない変更となる旨の通知と承認。
- 封印済コンテナシール開封を税関に願い届提出~承認。即時対応願いも!!(対応してもらえるか保障なし!)
- CYからコンテナを保税倉庫に運送
- 当該コンテナから貨物を出す作業いわゆるデバンニング
- 当該貨物を排除ののち再度搭載すべき貨物をバンニング
- 再度封印
- CYに再搬入
- 当該コンテナに搭載するすべてのお客様のコンテナシール番号変更にともなう船会社側のデータ修正、帳票類の修正~再発行
- その他もろもろ
片手でひょい!みたいに貨物は移動できません。専用クレーンなどを使って当該コンテナをほじくりださなくてはなりません。
船会社(NVOCC)様とはその日にコンタクトでき可能性を追求してもらったのですが、案の定といいますか当然
”ほかのお客様の迷惑なので”
と丁重に ”対応不可” と結論をいただきました。
国内の貨物であればここまで煩雑な手続きは必要ありませんが、輸出には税関というハードルがありますのでなかなか簡単にいかないのです。
久しぶりに・・・・(;´ρ`) ()´д`()でした。




















