最新のインコタームズ(INCOTERMS)である、『インコタームズ2000』には13種類もの貿易条件があります。
貿易の世界に入ったばかりの人が、各々の条件の違いを理解するのは難しいと思います。
(13種類にどんなものがあるかはこちらをご覧ください。 リンク:インコタームズ(INCOTERMS)2000の貿易条件について)
「CIFって何だろう・・・??」
と悩んでいる時に、
「それは”仕向け地の港までの運賃と保険料込み”の貿易条件だよ。」
と教えてもらっても、いまいちピンときませんよね・・・。
(貿易の世界に飛び込んだ当初、少なくとも私はピンときませんでした(笑))
そこで今回は分かりやすくて簡単!に、インコタームズを時系列に整理して説明します。
日本からの輸出をイメージして考えてみてください。

by Gerard Stolk
どこまでが売主、どこからが買主の責任とするのか?
- ①. 売主の工場、倉庫 など
- ②. ①などの出荷元 ~ 輸出業者指定倉庫まで
- ③. 輸出業務/輸出通関(指定倉庫 ~ On Board (本船搭載))まで
- ④. 海上輸送.
- ⑤-1. 仕向け地港:輸入通関前まで(海上保険不含)
- ⑤-2. 仕向け地港:輸入通関前まで(海上保険含)
- ⑥. 仕向け地:輸入通関後 ~ 一時保管倉庫 まで
- ⑦. 一時保管倉庫 ~ 買主までの輸送
- ⑧. ⑦までの負担 + 輸入関税
2.FOB : ③まで
3.CFR : ⑤-1まで
4.CIF : ⑤-2まで
5.DDU : ⑦まで
6.DDP : ⑧まで
上から順に売主の負担が大きくなっていきます。
勿論、自社の工場で渡して終わりと言うEx-Worksが、売主にとっては一番楽な訳です。
お客様が、わざわざ自らピックアップに来てくれるのですよ!(まあ、普通は本人では無いですが。)
これでは国内での普通の商売よりも楽ですよね。
ここで輸送費以外の負担でポイントとなるのは・・・
- *輸出通関、輸入通関費用は、売主/買主どちらが負担するのか?
- *税金は売主/買主どちらが負担するのか?
- *保険をかけるのか?その場合、売主/買主どちらが負担するのか?
このように時系列で考えると、だいぶ理解しやすくなりませんか?
最新のインコタームズ上の貿易条件は13種類あるのですが、代表的な上記の6つを理解出来ればマスターしたも同然ですね。
最後にインコタームズは、あくまでも任意規定でしかないと言う事を忘れないでいてください。
実際の売買に必要な条件は、しっかりと契約書を交わして、双方の思い違いが起きないように徹底しましょうね!




















