こんにちは。ワートレ!です。

突然ですが、”貿易自由化”というワードをご存知ですか?

あぁ、なんとなく、とか、聞いたことはあるなぁ、くらいでもやっとしているそこのあなた!

ワートレがわかりやすく”貿易自由化”について解説していきます。

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貿易実務に携わっていると、モノの輸出・輸入を行う際、関税がかかることがあるということは、

あなたならご存知ですよね?

そもそも、関税って何?というあなたにかなりざっくり簡単にご説明しますね。

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【関税とは】・・・モノが国境を通過するときにかけられる税金のこと

*税金収入を得る目的でかけられるもの・・・財政関税

*国内の産業を守る目的でかけられるもの・・・保護関税

などなど・・・

この関税、これが高額の場合、輸入(輸出)したモノは元々の値段よりも高い値段で輸出(輸入)国で売られることになります。

値段が高いと、その国の中ではそのモノをたくさん買ってもらえない可能性があるので、貿易をする人は関税が高い国への輸出(輸入)を遠慮しよう、と考えるのが普通ですね。

関税をかけることによって、国内からの外国(国内)からの輸出(輸入)の量を抑えることができるわけです。

また、輸入(輸出)許可の基準や条件を厳しくすることでも同じ効果が期待できます。

税収や国内産業保護の面ではメリットはありますが、貿易を行う人からみたらどうでしょうか?

関税が高かったり、輸出入の基準が厳しかったりすると、大きな障害となります。

また世界の貿易の流れを止めてしまうことにもなるわけですね。

”貿易自由化”とは、その障害となるものを少なくしたり、なくしたりすることを指します!

貿易自由化行うことで、輸出入の流れがスムースになり、自国の製品を他国にたくさん売ることが可能になったり、

他国からたくさんの製品が自国に入ってくるようになり、安くて良い製品などを手にすることができるようになるわけです。

簡単に”貿易自由化”についてお話しさせてもらいましたが、”貿易自由化”を進めるにあたって重要な機関(WTO)や、

様々な協定(FTA やEPA)がありますが、そちらについてはまた改めてお話することにします。

これからもワートレでは様々な情報をお届けしていきます。

どうぞご期待ください!

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