海外に行くのも本当に楽になりました…。
航空券も最近はEチケットやアプリ化され、スマホさえあれば海外に行けそうな気もしてしまいますが…ちょっと待ってください!
パスポートだけは絶対に必要ですからね!!
そもそもパスポートとは一体何者?
パスポートとは、国境を越える際に身分証明書として利用される公的な書類です。
個人の身元や国籍、渡航目的などが記載されているので、国際的な旅行においては必要不可欠なものとなっている訳です。
各国政府が発行する公的な書類なので、国際条約に基づいて統一された形式が定められているのです。
個人の身元や国籍、渡航目的などが記載されているので、国際的な旅行においては必要不可欠なものとなっている訳です。
各国政府が発行する公的な書類なので、国際条約に基づいて統一された形式が定められているのです。
パスポートの歴史
いきなりパスポートの歴史ですが、実は意外と古く、古代ローマ時代から存在していたようですね。
当時は、外国に旅行する際に、現地の官吏から「PASSUS(パスス)」というラテン語で書かれた特別な書類を発行してもらう必要があったようで、これが「パスポート」の語源と言う説があります。
どうやら当時はパススを持たない者が移動を試みた場合は、逮捕されたり追放されたりすることもあったようですね…。
パスポートの形式
パスポートは「国際民間航空条約」(International Civil Aviation Convention)、略称「シカゴ条約」とも呼ばれる国際条約の第22条において定められました。
この条約は、1944年にアメリカ合衆国のシカゴで締結されたもので、航空業界における安全や規制に関する国際的な基準を設定することを目的としています。
この条約は、1944年にアメリカ合衆国のシカゴで締結されたもので、航空業界における安全や規制に関する国際的な基準を設定することを目的としています。
パスポートの種類
世界中には様々なパスポートがあるようですが、一般的に分類すると以下の4種類となるようですね。
- 一般旅券:一般的な旅行用のパスポート
- 公用旅券:公務員が公務で海外に渡航する際に使用するパスポート
- 外交旅券:外交官が公務で海外に渡航する際に使用するパスポート
- 特別永住者証明書:日本国内に在住する外国人が、日本国外に渡航する際に必要な書類
身分証明書としてのパスポート
海外移動に限らず、パスポートは身分証明書としても利用することができます。
例えば、銀行口座を開設する際にも、パスポートが本人確認書類として認められていることがあるようです。
それではパスポートの取得方法は?
パスポートを取得するには、各国政府が設置するパスポートセンターや外務省、警察署などで手続きを行う必要があります。
日本でのパスポートの取得に必要なもの
- 一般旅券発給申請書 1通
- 戸籍謄本(または戸籍抄本) 1通
- 住民票の写し 1通
- 写真(縦45×横35mm) 1葉
- 申請者本人に間違いないことを確認できる書類
(しかしながらそれこそ、運転免許証以外に顔写真付きの身分証明書はなかなか無いのが厄介なのですが…。)
更なるパスポートの取得方法の詳細については外務省のこちらのリンクを参照して下さい。
パスポートについての結論
日本国内であっても顔写真付きで公的に近い身分証明書と言うのは学生証・運転免許証くらいしかありませんでした。
だから以前は学校を卒業してしまい、運転もしなければ身分を証明するのが難しかった訳です…。
(今ではマイナンバーカードがありますが、まだまだ持っていない人も多いですよね。)
それが国際的にと考えたら…そうです、パスポートしか有り得ないですよね?
だからパスポートが無ければ、海外では特にその人が本当に誰なのかを証明する事が出来ない、わからない訳です。
だから海外に行くのであれば絶対に、海外に行かなくても数少ない公的な身分証明書の1つとしてパスポートは持っておきたいものですね!